首は重い頭を支えて、首の中の脊髄を守り、腕を上に吊り上げ支える機能を持つのですが、その機能ゆえに首は常に物理的ストレスにさらされています。加えて、年齢・首の不良姿勢・軽い外傷・スポーツ障害で簡単に頚椎症性の変化(椎間板・ルシュカ関節・靭帯の変性など)が生じて頚椎の疾患を引き起こして、首、肩、腕、手指に症状が現われます。交感神経が関係していることで交感神経系の疾病を合併することもあります。
次のような頚椎の疾患があります。
○頚肩腕症候群
○胸郭出口症候群
○むち打ち損傷(頚椎捻挫)
○頚椎椎間板ヘルニア
○頚椎後縦靭帯骨化症
○変性頚椎症
頚部(首)の構造
頚部(首)は頚椎(首の骨)と呼ばれるは7個の椎骨で構成され、前方部と後方部に囲まれたところに脊柱管が通っています。脊柱管の中に頚髄(首の脊髄)があって、この頚髄から頚神経が左右8対に枝がでています。頚神経は頚部、肩、上腕、前腕、手指につながっていきます。
頚部は靭帯と筋肉で安定・保護されています。椎骨動脈は脳につながり、交感神経と頚神経が複雑にネットワークを作っています。

