40肩・50肩になってしまったら、根気強く治療をすることになります。いわゆる40肩・50肩の急性期には炎症を起こしていますから、肩を安静にして炎症を抑えて肩の痛みを和らげます。肩の痛みが落ち着いてきたら、肩が固まって肩の可動域が狭いままにならないようにリハビリをします。40肩・50肩の程度によって治療法がちがいます。個人差がありますから、肩を冷やす・温める時期やリハビリの方法は専門医に相談してください。肩関節の拘縮を防ぐには早めの運動療法がよいといわれています。
○急性期の40肩・50肩
40肩・50肩の急性期は、肩が痛くて腕が上がらない時期です。肩を冷やして動かさないでください。肩を安静にして、冷やして炎症を抑え痛みを和らげます。アイシング(氷嚢・アイスパックなどで冷やす)をします。
○慢性期の40肩・50肩
急性期を過ぎて肩の痛みが軽くなってきたら、温めて肩を動かすようにします。肩を動かさないでいると肩周辺の腱・滑液包(潤滑油の袋)などが癒着して肩が動かなくなっていくだけでなく、肩関節周辺の筋力も低下してしまいます。体操をするなどして癒着を防いでください。ただし、体操などの運動後に肩に熱感がある時はアイシングをします。熱感は炎症を起こしていることになりますから、冷やすのです。

